デジタル機器を駆使した事例を紹介
YouTubeに動画を投稿いたしました。
この動画では2025年モデルのDUCATI PanigaleV4Sで鈴鹿サーキットのレースに出るために、Panigaleの旧モデル用AKRAPOVICフルエキゾーストを改造して取り付ける過程を紹介しています。撮影機材の不具合で部品の溶接、組み立ての一部は撮影ができておりませんでした。
新しく導入した3Dスキャナーを駆使し、弊社が得意とする3DCADによる設計によって実現した事例となります。
※本動画はプロのバイクショップによる改造作業ではなく、あくまで個人によるアマチュア作業になりますので温かく見ていただけたらと思います。
適合しない部品を取り付けるために検証を行う
旧モデル用のAKRAPOVICフルエキゾーストが安く入手する機会があったため、部品を改造して取り付けることに踏み切りました。
スイングアームが新型で両持ち式へと変更されたこともあり、そのままの状態では干渉して取り付けることはできません。
新たに導入した3DスキャナーVL-800で車体とエキゾーストをスキャンし、取得したデータをもとに3DCAD上で取り回しを確認しながら設計を進めました。
3Dプリントプレス型で部品を成形
一部の部品を新規で製作する必要があったので3DプリンターでABS製のプレス型を製作して20トンの油圧プレスでプレス成型を行いました。
部品はパイプのジョイントで2つの部品を合わせて溶接して作るように設計しました。パイプのジョイントの材質はフルエキゾーストと同じチタン材で成形しました。
3DプリンターはQIDI Q1Proで型を印刷しています。
鈴鹿サーキットのサンデーロードレース第2戦に出場
完成後は、実際にサーキットで走行し干渉や性能を確認しました。
youtubeの動画内でGoproを取り付けて練習走行中にスイングアームに当たらないかをタイムラプスで撮影しました。
2026年6月のサンデーロードレース第2戦 NAT-ST1000に参戦し、予選・決勝を走行しています。



